ゆるーくFIREを目指すブログ

のんびりとFIRE(経済的自立による早期退職)を目指す会社員が、日々感じたことなどを綴ります。FIREに向けた活動、株式投資、クルマ、お出かけ、美味しいもの、お得なこと、などに興味あり。リンクや引用はご自由にどうぞ。

ベストセラー本が主張するドルコスト平均法がいいという根拠に疑問を持った話

こんばんは、
自由な時間を求めて資産運用中の不肖ブログ主です

今日は、なかなか興味深い投資本を読んで考えた話。

その本がこれ↓「JUST KEEP BUYING(自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則)」
ベストセラー本ですね

前半は貯金力について、後半では投資力について述べられてるのですが、ドルコスト平均法(定額積立)の優位性を説明してる箇所で、違和感を感じました

安くなるのを待つ方法(この本では、バイ・ザ・ディップと呼んでいる)が仮に神の視点を持っていて、いつが底値になるかを知っているとしても、ほとんどの場合はドルコスト平均法に勝てない。だから、ドルコスト平均法で買うべき、と過去のデータを分析した結果で結論づけています

そこで、ブログ主が感じた違和感はコレ↓

最安値がいつかわかる神の視点を持っていたとしたら、ドルコスト平均法ごときに負けるはずないのでは?

そして、エクセルで仮想チャートをいくつか作って検証した結果、この著者がいう「神の視点を持ったバイ・ザ・ディップ法」は全然いい方法じゃない、ということに気づきました

バイ・ザ・ディップ法は、「2つの最高値の間の最安値」で買う方法としてます。
でも、単に「その後に二度とその値段まで下がらない最安値」で買う方が良いと思うのです

↑【この本では、赤マーカーの●で買う方法を神の視点と呼んでるけど、青で買う方がトクなはず】


ドルコスト平均法は、神の視点をにも勝てる優れた方法だと言ってますが、その比較対象がそれほどいい買い方じゃないんで、根拠として弱いのでは?と感じたというわけです
ドルコスト平均法はいい方法だとは思いますが、それは神の視点を上回れるからではなくて、将来の株価がどうなるかわからないから、だと思うのです

将来の株価がどうなるかわからないからこそ、いろんな買い方あって、どれがベストな方法なのかは、この先の株価がどうなるかで変わる

この先ずっと上がっていくなら、ドルコスト平均法がいいけど、もし下がっていくなら、今は買わないほうがいいに決まってる
でも、長期的には平均したら株価は上がっていくのだから、ドルコスト平均法はトクな場合が多い、というだけだと思うのです

さらに、この本の著者はインデックス株が個別株よりずっと優れている、と主張してますが、これに対しても思うところがあるので、その話もまた今度書いてみたいと思います

ということで、今日は、ドルコスト平均法はまあいい方法だとは思うけど、、神の視点に比べても特別に良いってわけじゃない。その理由は、将来の株価がどうなるかわからないからだってことを再認識した、という話でしたー
では、また!

ふーん、と思ったらクリック↓
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村