こんばんは、FIRE目指してゆるーく資産運用中のブログ主です。
以前に数年後の退職金を計算した結果、退職金の一部は年金でもらうのがトク、という結論になりました。(退職金の額を計算してみたら、思ったよりアレだった件 - ゆるーくFIREを目指すブログ)
今日は、公的年金も含めた3種類の年金をどのようにもらうのが得か検討した結果を書いてみたいと思います。
まずは、検討の前提です。
将来もらえるはずの年金額のおおよその見通し
1.国民年金:年間50万円程度(65歳以降)
2.厚生年金:年間120万円程度(65歳以降)
3.企業年金:年間80万円程度(60歳以降)
一方で、住民税非課税となる年金収入額は以下の通り(夫婦2人世帯の場合)、
64歳以下︰年間約150万円以下
65歳以上:年間約200万円以下
この条件を組み合わせて、住民税非課税のメリットを最大限活かすには、以下のもらい方がトクという結論になりました。
早期退職50歳代から59歳まで:収入なし
60歳から64歳:企業年金のみもらう
70歳以降:年金全部もらう
こうすることで、退職後から69歳までの間は、住民税非課税で済むことになります。妻の年金分もおそらく非課税範囲に収まるでしょうから、非課税世帯にできるはず。これであこがれの住民税非課税世帯の立場を手に入れることができるわけです。
ちなみに、国民年金と厚生年金は受給を1年遅らせると8%増える仕組みで、これはかなり割のいい投資と言えます。特にマイナスするリスクがゼロなのが素晴らしい。なので、その時点でどうしても収入が必要でないなら、受給を繰り下げていくのが良さそうです。
この日本の年金システムですが、いろいろと批判はあるようですが、ブログ主はそう悪いとは思ってません。なにより終身で受け取れるのは、相当な魅力です。受給額が生活費を上回るなら、その後ずっと決定的にお金に困ることはない、ということになりますからね。
一方の企業年金では、受給開始を遅らせたとしても年8%も増えないので、こちらはさっさと受け取り始めるのが得、との結論になりました。
ということで、まだだいぶ先の年金受け取り方を考えてみた話でしたー。
ここまでで、結局何が言いたいかというと、「こんなに深く真剣に将来の資産計画を検討してる一般国民がいるんだから、いきなり年金や税金の制度変えたりしないでね、官僚と政治家のみなさん」というところでしょうかね。
もちろん、これらの年金収入だけでは遊ぶお金が足りなそうなので、これからも株式投資での資産運用に励んでいくことになります。
では、いつものヤツいっておきます。
みんな株買おうー!
では、また!