ゆるーくFIREを目指すブログ

のんびりとFIRE(経済的自立による早期退職)を目指す会社員が、日々感じたことなどを綴ります。FIREに向けた活動、株式投資、クルマ、お出かけ、美味しいもの、お得なこと、などに興味あり。リンクや引用はご自由にどうぞ。

日本株の銘柄選びに「会社四季報プロ500」

これまでに何度か株の所有をオススメしてきたブログ主ですが、そう言われてもどの銘柄買ったらいいのかわかんないよー、という人には、銘柄選びの参考になる本です。

四季報には、これとは別に全上場企業が掲載されてる電話帳みたいな白黒の地味な本もありますが、あれは自分でお宝銘柄を探すのが趣味の人や、プロの投資家向けの本かと思います。一般の方は、ビジュアル的に見やすくて、オススメ銘柄が選定されている本誌の方が良いと思います。

ただし、この本でオススメされている(上がる予想となっている)からといって、そのとおりの値動きになるわけではありません。

では、全然参考にならないかと言うとそんなこともなくて、全く利益が出ておらず、今後も向上の見込めそうにないような企業はそもそもこの500社に取り上げられていないので、この本の中から購入候補の銘柄を選ぶのはオススメの方法です。

ブログ主の場合は、株を買おうかなぁ、というやる気が出たときにこの本を買ってきて、良さそうな銘柄を探します。ニュースなんかで「株価下がってます」と連呼されてるようなタイミングがいいですね。業績や配当はいい割に人気のない割安株の中から、この本の時点よりもさらにだいぶ安くなってる株なんかを狙うことが多いです(収益が悪化したために株価下がってる場合は除く)。

といっても、この本の中で取り上げられたオススメ銘柄のその後の株価が、全ての日本株の平均と比べて本当に高いのか? はブログ主も気になるところです。誰か興味があって時間もある人がいたら、調べて検証してみませんか? あるいは経済学部の学生さんとか、市場が効率的かの検証として卒論のテーマとかにどうですかね?

 

投資の世界には「効率的市場仮説」という説があって、この説が正しいとしたら、誰もコンスタントに市場平均に勝つことはできない(なぜ投資のプロはサルに負けるのか? 参照)ことになります。でも現実はそれほど効率的ではないように感じます。

それに仮に市場平均を上回るのがムリだとしても、検討して自分なりの仮説を立てた上で信念を持って買わないと、面白くないと思うわけです。真剣に予想してそれが当たるからこそギャンブルは楽しい、ということで、余裕資金ができたらまた買う株を検討します。それまではおとなしく勤労に励みたいと思います。それでは、また!