ゆるーくFIREを目指すブログ

のんびりとFIRE(経済的自立による早期退職)を目指す会社員が、日々感じたことなどを綴ります。FIREに向けた活動、株式投資、クルマ、お出かけ、美味しいもの、お得なこと、などに興味あり。リンクや引用はご自由にどうぞ。

株式市場でならプロと勝負できる理由

こんにちは、ブログ主です。

このブログでは株式の所有をオススメした記事を何度か掲載していますが、株式市場ならプロに対して、そんなに不利なく戦えると考える理由と株式の特徴について記載してみたいと思います。

1.株価は常に妥当な価格になっている

市場の大半はプロの機関投資家などで占められているが、その株価評価のプロたちが検討に検討を重ねた結果として、高くも安くもない値に常に調整されたものがその時点の株価といえます。つまり、その価格で売買成立するということは、プロの半分が高すぎるから売りだと考えて、同時に半分が安すぎるから買いだと考えてる、ということ。そんなプロ同士のせめぎあいで決まった株価だから、高すぎたり安すぎたりすることは基本的にないはず。よって、自分では適正株価を算出できなくても、プロ同士が多数決で決めた値で、いつでも売買できる。ということで、これがプロに対して大きく不利にならない理由です。

 

2.株の所有には維持費がかからない

個別株を所有するだけなら、一切の経費はかかりません。売買時の手数料もネット証券なら非常に安い。逆に、大抵の株では利益の一部を配当として与えてくれます。ただし、インデックスETFは安いが維持費がかかることが多く、投資信託はものによっては維持費や購入手数料が高いこともあるので、そこは注意が必要。いまの株券は電子データだから保管の手間もかからないし、維持費がタダというのも後述する不動産と大きく異なる点ですね。

 

3.長期的にプラスサムである。

株価はこれまでの歴史で長期的には価格が上がり続けてきてます。今後も上がり続ける保証はありませんが、経済は成長し続けるとするなら、当然株価も上がり続けるはず。つまり、株式市場参加者は平均するとプラスになってるということ。この点が、為替や不動産や他のギャンブルといちばん違うところだと思います。

 

以上大きく3つ挙げましたが、すぐに使う予定のない余剰資金の使い道として、この株式よりいい預け先ってないんじゃないかと思います。

ただし、株価の上下に合わせて売買をして差額を儲けることはできない(正確には、株価の平均にコンスタントに勝つことはできない)ことが統計的にほぼ示されているので、基本は買ったらひたすら保持するのが良いと思います。また、株を買う際は現物取引がオススメ。

 

これが例えば不動産投資の場合は、その物件に興味のある人が、株式に比べて圧倒的に少ない。だから妥当な価格が決まりにくいし、その少ない相手を探して、高く売ったり貸したりしなきゃいけないのは、素人には難易度高すぎると思います。もし儲かる優良物件があれば、それは業者自身が運用しているはずなので、残っている物件はハズレの可能性が高い。

まあ、不動産の場合は、投資というより事業という方がふさわしいと思いますので、不動産の目利きでプロの業者に負けない自信があるか、安く買って高く売れる特別なルートがない限り手を出さないほうがいいと思ってます。

 

そもそも、投資用ワンルームマンション買いませんか? と話を持ちかけてくるのは、うまく売りつけられればその業者が儲かるからであって、決して買い主が儲かるから勧めてくるわけではないですよね。同様に、手数料で儲けられるので、投資信託を勧めてくる業者は存在します。でも、個別株の所有を勧めてくる業者は聞いたことがないのです。なぜなら、個別株が売れても業者はほとんど儲からないから。例えば、SBI証券で日本の個別株を売買する場合、一日100万円以下の取引なら手数料無料です。個別株所有は、業者が一番儲からないアイテム(=賢明な選択肢)といってもいいでしょう。

 

ということで本日の結論:株式投資で「ゆっくりとお金持ちになろう!」(ウォーレン・バフェット

では、また!