こんにちは、個別株好きのブログ主です。
この季節はいつも所有株の配当や優待が送られてくるのですが、先日もKDDI優待が届き、チーズinハンバーグを夕食にいただました。たいへん美味しゅうございました。KDDIさん、ありがとう。ネットワークトラブルの復旧がんばってください。
さて、今日はまずまず高配当、優待券あり、業績安定の割に割安なヤマダ電機（9831）の紹介です。ブログ主も少し所有してますが、個人で所有するには、なかなかメリットがあると思ってます。
まずは、その事業ですが、みなさんご存知の通り家電販売で、売上は日本一です。そこから、家に関わる全てをカバーするという戦略に基づいて、ハウスメーカー（エスバイエル）や家具メーカー（大塚家具）を買収。「家のこと全部そろう」を売りに、店舗を積極展開しています。
まずは業績を見ていきましょう。
売上・利益ともに安定してますね。2021年の利益は、コロナ巣篭もりの影響で、一時的に増えたようです。安定して利益を出してる会社、と言えるでしょう。
次に株価の推移です。
ここ５年↓
ここ１年↓
21年秋の下げは、国際インデックスの対象銘柄から外されたことを嫌気したもの。22年4月の上げは、大規模な自社株買いの発表によるものです。
現時点の株価は483円（22年7月1日終値）。ここ５年の推移では安めな位置づけです。PER:7.78倍、PBR:0.61倍なので、いまの株価は割安と言えるでしょう。
配当は1株当たり16円で、100株所有だと優待券が1500円分もらえます。この場合の優待も含めた利回りは6.4%とまずまず。この優待券はヤマダの店舗で1000円購入するごとに500円分使用でき、家電だけじゃなく日用品にも使えるので、使い道に困ることはないでしょう。
普通に考えたら、安定して利益を出してる会社としては株価安すぎなんですけど、株式マーケットは、もう将来大きく伸びそうにない株には見向きもしない、って傾向があるんですよね。優良な会社で、コンスタントに利益も配当も出してても、株価は割安放置のまま。これから株価が何倍にもなる期待はできないかもしれませんが、逆に言えばこれ以上大きく下がることもない、とも言えそうです。
ヤマダ電機の場合は、ただの家電量販店とは違い、家のことを全部扱う、というコンセプトは伸びしろありとも思えます。また、５万円以下で購入できて、業績安定、配当も優待も良好。優待券も使いやすいので、所有する株として、まあいいんじゃないかと思います。特に、株式投資であまりリスクを取りたくなかったり、初めての個別株購入の方なんかに特にオススメできると思います。
この株を少し持つだけなら「株式投資に失敗して借金を抱えた」みたいなバブル時代の都市伝説を恐れる必要なく、配当と優待という株式所有の楽しみを実感することができるでしょう。
ということで、今日はお手頃な個別株の紹介でした。
みんなで、個別株投資を楽しもう！
では、また！
