こんばんは、不肖ブログ主です
今日は、確定拠出年金と日本人の投資意欲について
この確定拠出年金、まずは、
名前が分かりにくい
と思います
いま決まった額を積み立てするんで、どう運用するのか?は、個人で決めてくださいね、という年金システムです
従来の年金(確定給付)は、全体で運用して、決まった額を将来給付するシステムでしたが、運用でどのくらいのリスクを取りたいかは人それぞれなんで、そこはもう自分で決めてください、ってことだと理解してます
■確定拠出
→(今)決めた額を積み立てする
■確定給付
→(将来)決めた額を給付する
この確定拠出年金ですが、運用益にも、自分で追加拠出した分の所得税も、どちらも非課税になる、というとってもトクな制度なので、会社員はこれを活用しない手はありません
そして、どの運用先がどれだけの割合かのレポートが年に1回郵送されてくるので、この割合をいつも興味を持って眺めてます
このレポートで何がわかるかというと、日本の会社員が、どれだけ投資に前向きか、を表していると思うからですね
さて、それでは、その結果です
【確定拠出年金で定期預金以外を選んだ人の割合】
2022年→2023年→2024年で、
30%→34%→42%
(初期設定は定期預金になっているので、ここから意思を入れて変更した人の割合が増えてきていることがわかる)
−−−−−(以下、詳細)−−−−−−−−−−−−
【2022年】定期預金70%、海外株13%、日本株8%、日本債権6%、海外債権2%
【2023年】定期預金66%、海外株15%、日本株9%、日本債権6%、海外債権3%
【2024年】定期預金58%、海外株21%、日本株11%、日本債権7%、海外債権3%
−−−−−(詳細、ここまで)−−−−−−−−−−−−
いやー、去年から今年で、34%から42%へと大幅に向上しましたね
これは、新NISA施策が開始されて、メディアやブログなどの個人発信情報で、金融についての理解が深まった影響といっていいでしょう
【参考】2023年の本テーマの記事↓
ちなみに、ブログ主は、「リスク目一杯とりたい」&「株が好き」であることから、海外株100%に設定してます
そのブログ主の23年末時点の運用実績は、積み立てた額(会社+個人)に対して、2.05倍となってました
↑運用益でウユニ塩湖とか行ってみたい‥
【HIS H/Pより写真転載】
ただ、残念なことに、ブログ主の勤め先では、親切というか保守的なことに、退職金の全部ではなく、ごく一部がこの確定拠出年金に割当されていることです(残りは確定給付)
ですので、ブログ主の天才的な運用(=運用先をぜんぶ株に設定しただけ)で、運用成績は2.05倍にはなってるものの、退職年金は倍にはならず少し増えてるだけ、という状況です
だから、やっぱり自分でも運用しなきゃ、といういつもの結論になり、新NISAはめいっぱい活用していこうと思います
ということで、
日本でもようやく投資に対する理解が進んできて、これからは「投資してます(=株持ってます)」、って話しても怪しい人だと思われない時代になってきたなー、という話でした
では、また!
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