ゆるーくFIREを目指すブログ

のんびりとFIRE(経済的自立による早期退職)を目指す会社員が、日々感じたことなどを綴ります。FIREに向けた活動、株式投資、クルマ、お出かけ、美味しいもの、お得なこと、などに興味あり。リンクや引用はご自由にどうぞ。

30代会社員が新たに投資を始めるならどうするのがいいのか、考えた結論を書いてみる

おはようございます、FIRE志望の会社員のブログ主です。

さて、今日は「30代で新たに投資を始めてみよう」と思った場合に、どうするのが良いかの根拠と結論を書いてみます。

 

まずは、投資の基本の考え方を3つ挙げます。これはブログ主のオリジナルでもなんでもなくて、まともな投資系アドバイザーが普通に言っていることです。これらを基本の考え方にして、どう投資するのが得策か、最後に結論を書いていきます。

 

1.外貨や仮想通貨や商品先物や金(ゴールド)は、時間経過とともに価値が増えるわけではないが、株式は長期的に価値の増加が期待できる。

よって、投資の対象とすべきは株式。

 

2.投資につきものであるギャンブル性の影響を少なくしたいなら、銘柄・市場・購入時期を分散させるのが有効

 

3.税金と経費は極力節約する

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

1.世間では、為替取引(FX)や仮想通貨なんかを買うことも含めて「投資」と呼んだりしてますが、これらの時価は日々変動しますが、時間が経てば全体の総額が資産が増えるわけではありません。一方で、株式は単に所有してるだけでも将来価値が増えることが期待できます。なので、長期に保有して資産を増やしたければ、保有すべきは株式ということになります。

 

2.株式を保有したとして気になるのは、その価値が日々上下することかもしれません。そう、株式投資にはかなりのギャンブル性が伴うのです。このギャンブル性を楽しめる人はそれでいいのですが、なるべくギャンブル性を排除するには、銘柄・市場・購入時期を分散させることが有効であることがわかっています。銘柄と市場を分散させる最も簡単な方法は、「全世界株」と名の付いた投資信託やインデックスファンドを購入することです。

そして、時期を分散するには、毎月定額を積立てる方法が有効ですね。

 

3.株式の売買による利益や配当には、約20%の税金がかかります。これを避ける方法がいくつかあって、それがNISAやideco確定拠出年金

投資信託の購入や保有にも費用がかかりますが、これもなるべく安く済ませたい。そこで、手数料の安いインデックスファンドの出番です。キーワードは「全世界株」と「インデックス」

 

【結論1】勤め先に「確定拠出年金(企業型DC)」の制度があるなら、まずはこれを有効に活用する。具体的には、すべての運用先を「海外(世界)株」に設定してしまいましょう。

さらに、自分負担でさらに掛け金を増加させる(マッチング拠出)ことができるなら、これを目一杯まで増加させるのが有効です。

この確定拠出年金iDeCoのメリットは、なんといっても運用益と掛け金がともに非課税となる点にあります。これを利用しない手はないので、まずはこの制度を目一杯まで活用しましょう。掛け金が非課税というのは、その分の所得税や住民税を払わなくて良いということですね。

特に良いのは所得控除される点で、通常我々が会社から受け取る手取り給与は、税金がすでに引かれています。この税金は、所得額によっても異なりますが、通常2割から3割程度をイメージしておけば、それほど間違いはないでしょう。これが引かれずに済むというメリットは大きい。投資した瞬間に最初からトクしてるわけですから、これを逃す手はありません。

勤め先にこの制度がない場合は、やはり非課税のiDeCoを利用しましょう。投資はまずはここから始めるのがトクです。何と言っても非課税ですから。

デメリットは60歳まで取り崩しできないこと。この点が問題ないなら、まず最初に考えるべきは、「確定拠出年金で全世界株を選択して、マッチング拠出最大とするか、iDeCoの掛け金MAX」というのが結論です。

 

【結論2】上記の確定拠出年金iDeCoの上限よりも、もっと投資額を増やしたい場合には、NISAの出番です。2024年からは、年間120万円を15年間積立できて、こちらも運用益は非課税ですから、2番目にオトクな制度となります。(NISAは投資分は所得控除はされなくて運用益だけ非課税)

投資対象は、やはり全世界対象のインデックス株で良いでしょう。

 

以上を30代のうちに設定しておけば、あとは普段は投資のことなど気にせずに生活していれば、将来大きな投資の成果を受け取ることを期待できるでしょう。

ということで、みんなで投資の成果を分け合って、その金銭メリットを享受しよう、という話でしたー

では、また!

 

安心と信頼と良心の山崎元さん↓