こんばんは、不肖・ブログ主です。
突然ですが今日は、日本人の金融リテラシーがここ1年でどれくらい向上したか、をブログ主が独自調査した結果を示してみたいと思います。
自宅に郵送されてきた確定拠出年金のレポートを去年と比べる、というシンプルな方法です。
さっそく去年の記事(確定拠出年金(企業型DC)を放置してる人は、いますぐ全世界株100%にしよう - ゆるーくFIREを目指すブログ)から数字を拾って今年分と比較してみます。
確定拠出年金の適用プラン率(すべての人の平均)
【2022年】定期預金70%、海外株13%、日本株8%、日本債権6%、海外債権2%
【2023年】定期預金66%、海外株15%、日本株9%、日本債権6%、海外債権3%
定期預金の割合がどのくらい減ったか(その分リスク資産が増えている)に注目しますが、22年から23年の間で70%から66%に4%低下してます。
この割当が下がれば下がるほど、一般日本人の投資リテラシーが上がったと考えていいでしょう。まあ徐々にではありますが、確実に日本人の金融意識は向上してきてると言って良さそうです。
ただ、まだ2/3の多数派は税金メリットのある長期運用前提の年金資金ですら投資にまわしてない、とも言えます。この人たちも投資メリットに気づいたら定期預金→株式投資に資金移動するのはほぼ確実なので、いまそれに気づいてる人は既にトクしてることになりますね。
ちなみにブログ主は海外株に全力100%にしてますが、これで最大リスクを取っている、といってもそれはしょせん現物株式積立という枠内の話。世の中には、借金してまでギャンブルしてる人もいるので、そんな人たちに比べたらブログ主のやり方なんて堅実すぎて全然面白くないかもしれません。
借金してまでギャンブルした有名な例↓
中田さんの動画の中でもかなりの名作だと思います。こんな世界があるってことを知りました。面白い。
いやー、スゴイ世界ですね!
これがギャンブル中毒ってことなんですかね。冷静に考えたら、ただの丁半バクチなんて予想する楽しみもないし、そんなに面白いとも思えないんですけど、この金をなくしたらヤバイって状況から当たったときの快感がスゴイらしいですね。そう知り合いのパチンカーが言ってました。ブログ主はこの域には到底達することはない(というかなりたくない‥)と思ってるので、今後も堅実投資の世界の中だけのリスクテイカーとして生きていこうと思います。
ところで、株式投資には資金を預ける価値がある一方で、カジノみたいなギャンブルにはお金を賭ける価値がないとブログ主が考える理由は、その期待値にあります。株式全体は長期的にはプラスになる(少なくともこれまでの歴史上はそうだった)、つまり期待値が1以上を期待できるのに対して、ギャンブルの期待値は確実に1以下だからです。たくさん長くやればやるほど資金が減っていく、ということですからね。
ちなみにカジノの王様と呼ばれてるらしいバカラの期待値は1ゲームあたり0.98程度だそうです。一方で、株式投資の期待値は、全世界インデックス株で年平均1.05-1.10くらいですかね。つまり、バカラに株投資額を全力投入するとしたら、平均すると4回のゲームで年間の株式投資の利益が吹き飛ぶ計算になりますね。そう考えると、やっぱりカジノでのギャンブルはもったいない。
ということで今日は、カジノでのギャンブルはやらなくていいけど、現物の株式投資という堅実世界の範囲内くらいでは、めいっぱいリスク取ってもいいんじゃない?という話でしたー
では、また!
ジャンケットって職業始めて知りました。そんな世界もあるんですねー↓