最近徐々に円安が進んできている。これはつまり、円建て資産の価値が、国際的、相対的には下がってきてる、ということですよね。
今後どうなるかはわかりませんが、今後さらに円安方向に動くのであれば、円資産をたくさん持っている人は、何か対策考えた方が良さそう、ということで勝手に考えてみました。
(注:ブログ主は金融のプロでもなんでもありません、ただのFIRE目指してる会社員で、以下はあくまでも個人的見解です。投資判断はくれぐれも自己責任で行ってください)
1.外貨預金する
2.FXでドルやユーロを買う
3.株を買う
(他にも債権とか不動産とか商品先物とかいろいろな選択肢があるとは思いますが、そのあたりをもっと知りたい方は、他の信頼できそうなサイトを調べてみてください)
さて、それぞれ見ていきますが、1の外貨預金は損な選択だと思います。なぜなら両替手数料が非常に高いから。例えば大手銀行のドル預金の場合、往復(円→ドル→円)で1ドル当たり3.8円の手数料となってましたが、これは他の金融商品と比べるとありえないくらい高い。なので外貨預金は却下です。選んではいけません。「預金」という安全安心っぽい名前をつけてるあたりが、また良くないと思います。銀行だからといって良心的な商品だけを扱っているわけではありません。
2のFXの場合、圧倒的に両替手数料が安いので、そういう点では選択肢としてはありだと思います。ただ、手数料が安すぎて、頻繁に売買する人のための賭博場みたいになってるところがかなり気になります。まあ、そこは頻繁に売買しなければ(賭博に参加しなければ)いいだけなんですが、往復手数料でも1銭以下(外貨預金の1/1000レベル)という、こっちはありえないくらい安い手数料なので、そこで勝負してみたくなる誘惑がヤバいです。世界中からの参加者を相手に、為替市場という賭博場で、リーズナブルなテラ銭で参加できますから。
さらには、何倍ものレバレッジかけた勝負が簡単にできるので、ますます危ない。人間はなんだかんだ言ってギャンブルが好きですからね。FX沼にはまって、時間とお金をムダにする危険がある、という点でオススメしません。
そもそも1も2も、成長の果実を得る投資ではなく、ただ円を別の通貨に換えたというだけですから、「単一通貨に全力」という状態を避けているだけで、資産が増える期待が持てませんからね。
3の株ですが、これはオススメできます。円安予想なら輸出企業がよさそうとか、海外株はどうかとか考えられますが、そのあたりはいろいろ調べたうえで、各自で判断する必要はありますが、円安傾向かどうかに関わらず、株を買って持っておく、という行為自体は賢明な選択だと思います。ただし、ここでオススメしているのは、あくまでも「株を持つ」ということで、売買して差額で儲けようとすることではありません。基本は、会社や経済の成長に乗っかるために持っておく、です。株は持っておくだけで、利益の一部を配当として分配してくれますので、それをもらって、会社の成長を期待しながら、放置しておけばいいのです。
もちろん、株にもギャンブルの要素は多分にあって、売買するタイミングや銘柄選びは、ギャンブル要素満載です。ただ、長期間に渡って少しずつ売買したり、長期間に渡って保有したり、複数の銘柄に分散したりすることで、ギャンブル要素を減らすことはできます。でもまあ、多少のギャンブルは人生のスパイスと思って、それも含めて楽しむのもいいでしょう。それと、資金以上の取引をしようとせずに、あくまでも手持ちの余剰資金で、現物取引にとどめるのがオススメです。
ということで、今日の結論は「株を持とう」でしたー。では、また!