こんばんは。遊ぶお金欲しさに日々労働中、不肖ブログ主です。
今日は、投資歴15年のブログ主が投資を始めた当時の判断を振り返って評価してみたいと思います。
誰も興味ないかもしれないシリーズですけど、気にせずに書いていきます。
15年前のマーケット状況
今から15年前というと、2008年。リーマンショックが2009年なんで、その直前ですね。当時、アメリカのサブプライムローンが株価の懸案となっていて、コレが大きな問題になるか? 大したことなく済むか?みたいなのが話題になってた記憶があります。
結果としては、リーマンショックという大問題につながったわけなので、タイムマシーンに乗って楽観的だった当時の自分に伝えに行きたいブログ主です。
15年前のブログ主の選択
さて、当時のブログ主ですが、いくつかの投資本は読んで、最も合理的な投資方法は、全世界の株式マーケットを縮小してそのまま保持すること、ということは理解してました。
そこで取った方法は、投資資金の半分は日本の個別株、残りの半分は世界株という選択でした。
日本に半分というのは、世界マーケットの比率からすると高すぎますが、当時は安い信託報酬の「全世界インデックスファンド」みたいな商品はなかったし、応援したい日本企業に賭けてみたい気持ちもあったので、そうした記憶がありますね。
この判断自体は特に間違いではなかったように、今振り返っても思います。
15年前の海外株の投資先
今考えると少し残念だったのは海外株の方です。
今も当時も世界市場の中心はアメリカです。ですが、当時のブログ主は、アメリカはもう十分株価が高いと考えて、これから伸びそうな新興マーケットを重視したのでした。今思えば、コレはかなりの失敗でしたね。やっぱりアメリカ様は偉大でした。無視してはいけなかった。
そして選んだのが、当時流行のBRICsというマーケット。Bがブラジル、Rがロシア、Iがインドで、Cは中国。このBRICsという略語、今では全く聞かなくなりました。やっぱり当時の流行りだけだったようですね。
この中の分配比率ですが、インド50%、ブラジル25%、中国20%、ロシア5%くらいでした(アメリカ様を入れなかったのはくれぐれも悔やまれます)
2023年の結果をみたら、インド万歳!
2023年時点でまだ全部ホールドしてましたが、その結果は以下です(ブログ主の選んだファンドの場合で、配当込み)。
【インド】プラス200%
【ブラジル】マイナス40%
【中国】プラス70%
【ロシア】プラスマイナス0%
一般的な株の期待値は、年間プラス7%平均くらいと言われてるので、15年複利ならプラス175%。5%平均の15年複利なら、プラス108%となるので、このあたりと比べてどうか、というのが判断の基準になりそうです。
そうすると合格といえるのは、インドだけですかね。
インドの人たちありがとう!
ブラジルは悲惨‥
一方で悲しいのはブラジルです。
ブログ主は数年間ブラジルに住んでたこともあって、かなり好きな国なのですが、この成果は悲しい‥
まあ、住んでる時からよく言われてたのは、「永遠のポテンシャルの国」。大きく伸びる可能性はあると言われ続けて、結局昔も今も可能性のまま、みたいな状態です。
まあ、ブラジル人は陽気で楽しくて付き合いやすいんですけど、あんまり熱心に仕事しないんですよね‥。なんかこう、儲け話というかビジネスチャンスを必死で探そう、みたいな気概が感じられなくて、みんなノンビリ楽しく過ごしてる、みたいな印象です。アメリカ人とか日本人に比べると、特にそう感じましたね。
そんなんだから、明治以降に移住した日本人の多くは成功して、今では日系人の多くは社会的地位の高い立場にいる状況になってますね。
期待外れの中国とロシア
中国も期待外れでしたね。ブログ主が選んだアクティブファンドの信託報酬が結構高めだったんで、それもよくなかったのかもしれません。
投資先ファンドは、ちゃんと適宜見直して、より良い商品があればさっさと乗り換えた方が良かったかもしれません。ということで、中国ファンドは先日解約しておきました。
最後のロシアは割りとどうでもいいです。額も大したことないし、ファンドは戦争の影響で解約できなくなってますし‥
15年前の投資判断振り返りまとめ
ということで、15年前のブログ主の判断を振り返って見ましたが、まあ株式投資としては平均的な成果って感じでしょうか。
そして、当時の判断に対しては、特に反省点もそこからの学びもありません。先のことは誰にもわかりませんからね。もし仮に、ブラジルを外して、アメリカに重点配分してればより良かったはずですが、それはあくまで結果論。投資先の当時の判断に反省点はありません。
あえて言うと、いい判断だったのは、これらの株式を保有したまま住宅ローンは別で借りる、という選択をしたこと。(つまり、持ち株を売ってその分ローン額を減らさずに、必要額をそのまま借りた)
当時は株も金利も安かったんで、コレが結果的に正解でした。住宅ローンの金利負担を株式の利益が圧倒的に上まわりましたから。
ということで、堅実で賢明なみなさんは、全世界株を長期保有して、世界中の労働者から産み出される分け前をもらいましょう!といういつもの結論で終わりたいと思います。
では、また!
【結局コレ↓がいいってことですね】