ゆるーくFIREを目指すブログ

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自分が金融機関のカモにされてたことに、今になって気づいた話

お久しぶりです。不肖ブログ主です。

今日は、不肖自身が以前、金融機関のカモにされてたことに、今さらになって気づいた話です。

ちなみに会社の先輩が、今さらという度に「今さらジロー」というフレーズを使うのですが、グーグルで検索すると、小柳ルミ子の昔の曲名だったんですね。まあまあ博識のはずのブログ主もこれは知りませんでした。またひとつ勉強になりました。

 

さて、以前ブログ主は、ブラジルで仕事をしてました。日本からの現地駐在員として働いていたわけですが、会社内には銀行の出張所があって、そこには日本語対応できる係員が常駐してました。ブラジルの特にサンパウロ付近には、日本語が話せる日系ブラジル人が結構いるんですね。

そこで給与口座の開設とか、クレジットカードの発行なんかの手続きをしてくれるわけですが、ある日窓口で、とある金融商品の提示を受けました。

よく覚えてませんが、当時の説明によると、毎月金利が数パーセントつくから、給料の一部をコレに割り当てるというのはどうか?という提案を受けた記憶があります。

そして、当時のブログ主は、そのよくわかってない金融商品を毎月かなりの額を割り当てることにしたのでした。ブラジルは今も昔もかなりのインフレ状態で、年に数パーセントづつ物価が上がっていくし、対ドルのレートも年10%レベルで下がっていく状態でした。だから、あまり金利のつかないレアル(ブラジルの通貨名)を持ってるよりは、こういう定期預金みたいなところに預けるのがいいかもなー、とか考えてた記憶はあります。

日本に帰任するときになって初めて、その金融商品がなにかの商品を買っていたことを教えてもらった(それも銀行係員からではなく、総務課の駐在担当者から)のですが、これって完全に「金融機関のカモ」(※)だったということですね。

結果としては、ただの預金よりは増えていたから良かったようなものの、内容を理解しないまま金融商品を買っちゃダメ、という基本が全くできてなかった当時のブログ主なのでした。

(※「金融機関のカモ」とは、いわれるがままに銀行にとって利益の高い金融商品を高額買うオイシイ客のこと)

 

ちなみに、今のブログ主が当時と同じ状況だったとしたら、ドル建てのアメリカのインデックス株式ファンドみたいな商品を探して、それを積み立て購入すると思います。そんな商品をその当時のブラジルの銀行が扱っていたかどうかはわかりませんけど。

 

また話は逸れますが、当時の日本人の同僚の中には、現地の給与を円に替えて毎月日本に送金してる人もいれば、生活にギリギリの額しかもらってないことにして全部使ってる人まで、様々いましたね。

ブログ主が現地に住んでいた期間だけでも、かなりインフレが進行してたんで、現地通貨の現金で貯金してた人は、結構な額を損することになってました。このあたりは、インフレの世の中に慣れてない日本人の失敗あるある、かもしれません。

 

ということで、金融機関の窓口でよくわからない金融商品を買わされることになったとしても、それで全額騙し取られるわけじゃないから、そんなに恐れなくていいんだけど、いずれは自分で気がついて効率のいい投資をするようにしたいなー、と思った話でした。

では、また!

 

「金融マンの担当がついたらあなたはカモということです」というフレーズ、なかなかいいですねー↓