こんにちは、堅実株式投資でFIREをめざすブログ主です。
いやー、ここ数日で急に円高方向に動きましたね。ブログ主も先週「いずれ必ず円高になる」と書いてはみたものの、まだ先の話だと思っていたので準備できておらず、あわててこれから円高に動く前提のポートフォリオに組み替えようと思います。
さて、今日は人気のETF「日経レバレッジ(1570)」の紹介です。ちなみに、ETFとは、いろんな株なんかの詰め合わせパッケージのことで、証券会社の口座があれば、株式と同様の方法で売買が可能です。
【特徴】
・日経225平均株価に対して、その増減の2倍の値動きを目指す
・信託報酬は年に0.7%(この手の商品としては特に高くない)
・東証の全取引銘柄の中で1,2を争う人気
・運用は野村證券
では、ここ2年の値動きを、日経平均と比較してみましょう。
【日経225平均】↓
2020年8/24終値:22882→2022年7/29終値:27801
この間のプラス21.50%
【NF日経レバレッジ1570】↓
2020年8/24終値:9990→2022年7/29終値:14430
この間のプラス44.44%
この2年間の比較だと、日経平均の2.07倍の推移となり、看板に偽りなし、と言って良さそうです。
日経平均225の配当率は2.3%程度、日経レバは分配金なしですが、その差分を考慮しても、日経レバ1570のパフォーマンスは優秀といえるのではないでしょうか。
よく、レバレッジ型商品は、元指数に対して乖離していくから長期で所有すると損、などと言われますが、少なくともこの日経レバ1570に限っては、その心配はあまりしなくても良さそうです。
つまり、通常の日経平均に連動するETFや投資信託に比べて、この商品なら半分の資金で同じ効果を得られる(=資金効率がいい)ということになります。もちろん下がったときのマイナスも2倍になりますが、それは株の原則からして仕方ない。
ブログ主はいつも「株を買うなら、余裕資金で現物買いが原則。信用取引はやめた方がいい」と言っていますが、この日経レバ1570であれば、信用取引のデメリット(金利が高かったり、期限があったりする)がなく、資金効率を高められるため、特に問題なくオススメできると思います。
ちなみに、この1570の反対に、日経平均値動きの2倍に反比例するというETFもあり、例えば「NF日経平均ダブルインバース1357」という商品があります。これも信用取引でカラ売りするよりは良いとは思いますが、株価は長期的には右高上りの原則からすると、ずっとマイナスのままになる心配がある、という点であまりオススメしません。日経レバ1570であれば、一時的にマイナスになったとしても、ずっと持っておけばまたプラスになる期待ができるけど、インバース1357だと二度とその価格までは上がらない可能性がある、ということですね。
ブログ主の今日の結論:
株価暴落のニュースなんかがあれば、この「NF日経レバレッジ1570」を買ってみよう。大抵の場合は、株価はそのうち元に戻るので、利益を手にできる可能性が高い。ブログ主の場合は、株資産の8割は基本ホールドですが、残りの2割で、この日経レバで、ちょこちょこ取引してます。株価が下がった時の買う楽しみを残している、という感じでしょうか。
ということで、いつものように、目指せFIRE!
では、また!