ゆるーくFIREを目指すブログ

のんびりとFIRE(経済的自立による早期退職)を目指す会社員が、日々感じたことなどを綴ります。FIREに向けた活動、株式投資、クルマ、お出かけ、美味しいもの、お得なこと、などに興味あり。リンクや引用はご自由にどうぞ。

いずれ必ず来る円高に備えよう、という話

こんばんは、株式投資好きのブログ主です。

いやー、今日は株上がりましたね。アメリカも日本も全世界的の上げ。今日一日で勤労意欲をなくすぐらいの評価額アップでした。まあ、明日はどうなるか分かりませんが‥

さて、今日はドル円の為替についてです。

ところで、株は持ってるだけで増える期待ができる投資物件ですが、為替や金や商品や暗号資産は、円を別のものにその時の時価で置き換えただけなので、投資とは言えないと考えてます。ドルや金(ゴールド)を買うことを「投資」と呼ぶ人がいますが、これは本来の意味では投資とは言えないとブログ主は考えます。

本題に入りますが、いま2022年7月時点で、1ドル138円程度で推移しており、20何年ぶりの円安と言われてます。これがいつまで続くのか、さらにもっと円安に振れるのかはわかりませんが、いつか必ず逆方向に振れて円高が来る、ということは注意しておくべきかと思います。しかもおそらく急激な変動としてやってくる。それがいつ来るのかは、ブログ主にはもちろんわかりませんが。

 

そのうち円高がが来る、という記事↓


ウォール街で「2023年からの米利下げ超円高観測」相次ぐ―パウエルFRBにインフレより景気急悪化の圧力(安田 佐和子) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

 

日米金利差の結果は、本来円高にならなければならない、ことを分かりやすく説明している動画↓。このユーチューブチャンネル「つばめ投資顧問」は、長期投資に値する株を安く買う、というブログ主の方針と同じこともあり、よく参考にさせてもらってます。真面目で理にかなっているので、みなさんにもオススメできます。


「日米金利差で円安が進む」に潜む罠。思考停止に陥るな - YouTube

 

「いずれ円高が来る」と考える根拠は、アメリカのインフレと利上げです。インフレってお金の価値が下がることですよね。さらに金利が高いってことは、その通貨の価値が下がっていく、ということ。

ドルは段々と価値が下がっていくのに、円は下がっていかない。だから、アメリカのインフレと日米金利差によって本来は徐々に円高が進行していかなければならないはずなのです。でも、いまは現実には円安が進んでる。本来とは逆の方向に進んでるから、いつかどこかで本来のポジションに修正されるはず、というのがその理由です。

 

本来とはかけ離れた為替になってるということは、日本でモノを買って、アメリカで売ればそれだけで儲かる、ということになります。それを円に買えて、また日本でモノを買う。これを繰り返せば無限に儲かることになりますが、そうはうまくいかなくて、そうやってモノのやり取りをしても儲けが出ないように、いずれは為替が調整されるはずなのです。でも、現代では、こういったモノのやり取りによる為替影響は大きくなくて、FXなんかの為替ポジション(いわゆる投機筋)による影響が大きいのです。だから、モノの価格(購買力平価)とかけ離れた為替になりがち。だけどそれもいずれ調整されて本来の位置に落ち着くはず、ということですね。

 

さて、円高がいずれ来るとして、どんな準備をしておくべきか? ブログ主の中では、これはまだ考えがまとまっていません。普通に考えれば、リーマンショックのときのように、日本円現金で持っておくのがいちばん良いのかもしれませんが、金利もつかない日本円現金でずっと持っておくのもつまらない。じゃあ、輸入企業の株でも買って持っておくのがいいんでしょうかね? ブログ主はいま輸出企業の株を多く持ってるので、これを円高になる前に売って輸入企業の株に替えておく、というのがいいかもしれません。または、今は冴えないアメリETF株を「為替ヘッジあり」で仕込んでおくのも良いかもしれませんね。

まあ、この辺はこれから考えていこうと思います。

 

ということで今日は、いつか来るはずの円高に、まずは気持ちだけでも備えておこう、というお話でした。

では、また!