ゆるーくFIREを目指すブログ

のんびりとFIRE(経済的自立による早期退職)を目指す会社員が、日々感じたことなどを綴ります。FIREに向けた活動、株式投資、クルマ、お出かけ、美味しいもの、お得なこと、などに興味あり。リンクや引用はご自由にどうぞ。

楽天の株を買うかどうか、ゆるーく検討したブログ主の結論

こんにちは、ブログ主です。最近、株価の乱高下がすごいですね。下がったー、と思ったら、すぐ上がって、またすぐ下がる。この動きを予測できる人はいないんじゃないでしょうか・・? そんな中、ひたすら株価が下がってきているのが、楽天(4755)です。

そんな楽天株を買うかどうか検討してみました。まずは株価の推移です↓

【最近6ヶ月】

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【最近10年】

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うむ、今の株価613円(2022年6月17日終値)は、かなりヒドイですね。半年前から半値になって、10年前から見ても、ほぼ最安値です。ここ10年以内に楽天株買った人は、全員損してるってことですね。ブログ主も少しだけ所有してますが、もちろん損してます。

さて、次に売上と利益の推移です。

【売上と利益】

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売上は順調に伸びてますね。対して利益はひどい。この利益の落ち込みは、モバイル事業の赤字のせいですね。楽天カード楽天銀行の金融や楽天市場は伸びている。でも、携帯事業の設備投資負担が重すぎました。携帯0円プランを辞めると発表してからは、さらに怒涛の売り浴びせ。いやー、なんかいじめてるみたい。下がっても下がっても売り続けるみなさん、ちょっと感情が入ってませんかね?

ちなみに、楽天が携帯事業に本格参入すると発表したとき(2017年12月)も株価大幅に下げてます。この時点でマーケットは、今の事態をある程度想定してたとも言えるでしょう。マーケットは経営者より正しい判断をしたとも言えます。人間、お金がかかると必死で予測しますからね。もちろん楽天経営陣も必死で検討して勝算ありと判断したからこそのモバイル事業参入なんでしょうけど、この会社の場合、三木谷さんの鶴の一声で決まってそうな気もしますので、三木谷さんの意思が変わらない限り、参入するしか道はなかったのかもしれませんけどね。

株価の割安度ですが、PBRは0.94倍となってて、基準の1.0以下なので、割安水準とはいえますね。ただ、株価の時価総額1兆円に対して、有利子負債が3兆円以上ある点は気になります。株式の追加発行による株価のさらなる下げもありえそうです。

一方で明るい見通しとしては、この携帯への設備投資がいつまでも続かないこと。一通り投資が済めば、あとは回収ステージに入って再び利益を出せる見通し、と楽天は言ってますね。まあ、そのとおりだとは思いますが、今の携帯契約者数と料金形態からは、それがいつになるのかわからないとマーケットは考えてる、って感じですかね。

【結論】

携帯事業のマイナスをいつ回復できるのか、既存の事業との相乗効果をうまく出せるか次第ではありますが、今の株価なら買ってもいいかなー、と思いました。ということで、もう少し下がったら「買い」の指値入れてみました。これでどうなるか、来週以降の動きを楽しみに見てみましょう。

ということで本日の結論:

楽天を応援するぞー!

では、また!