本日は確定拠出年金(企業型DC)のお話。
先日自宅に届いた確定拠出年金のレポートを見ていて、いちばん気になったのは、全加入者の平均では定期預金の割合が70%もあることだった。
自分の意志で定期預金を選択している人も一部いるかもしれないが、ほとんどの場合は、設定せずに放置しているパターンだと思う。手続きが面倒だったり何に設定するのが良いかわからなかったりして、初期設定そのままにしているものと思われる。
長期の株式積立でマイナスになる確率は極めて低いのと、せっかくの運用益非課税枠なので、確定拠出年金を何もしていない人は、今すぐ「世界株(または外国株)100%」にすることをオススメします。
レポート内に記載されていた割合は、定期預金70%、海外株13%、日本株8%、日本債権6%、海外債権2%、となってました。債権の選択も間違いとは言えないが、定期預金は明らかに損な選択といえると思います。
勤務先の会社に確定拠出年金の制度はあるけど中身がよくわからなくて放置している場合は、今までの積立分と今後の分も含めて世界株100%に設定してしまいましょう。将来「移管しておいて良かった」となる確率が極めて高い、と断言してみます。
60歳以降の生活を豊かにするためにも、少しの手間を惜しまずに、うまく制度を活用しよう、というお話しでしたー