ゆるーくFIREを目指すブログ

のんびりとFIRE(経済的自立による早期退職)を目指す会社員が、日々感じたことなどを綴ります。FIREに向けた活動、株式投資、クルマ、お出かけ、美味しいもの、お得なこと、などに興味あり。リンクや引用はご自由にどうぞ。

パソコンを買おうとしたら、情弱ビジネスに引っ掛かりそうになった話

おはようございます、不肖ブログ主です。

今日は、もう少しで情弱ビジネスのカモになりそうだった話です。といっても、ブログ主自身ではなくて親の話。

 

家電量販店にあるパソコンは割高

先日、実家でパソコン買おうとしてると聞いたので話をしてみると、家電量販店に行ってそのまま買いそうな雰囲気でした。

店で実物を見るのはいいけど、絶対その場で買っちゃダメだからとまず伝えました。その後、画面サイズや用途やオフィスの有無などの希望条件を聞いた上で、ネットで探してみたのですが、パソコン購入で、割高じゃない適切価格のものにたどり着くのって、かなり難易度高いのではないか? と気づきました。

つまり、値段が高いものイコール高性能、ではないってことですね。

通常の商品であれば、高価格=高性能です。でも、パソコン販売の世界では、このルールが成立していないようですね。

 

日本メーカーを信じていいのか?

ブログ主の親世代だと、日本の大手メーカーに限定して選んだり、家電量販店で店員さんに相談して決めたりしがちなので、その場合はほぼ間違いなく割高な商品を買わされることになります。

メモリやドライブの容量は数字が大きくなるほど高性能とわかりますが、CPU性能は分かりにく過ぎませんかね? IntelAMDの型番を見ただけで性能がわかるのはその道のマニアくらいでしょう。

例えば、Core i5 13500Tの性能は、Core i7 1265Uより高い。そんなの知りませんよね。普通の人は。ブログ主も普通の人なので、もちろん知りません。

一般に、日本製は信頼できる、中国製はあやしい、みたいに単純に判断しそうになりますけど、パソコンに限っては、日本の大手メーカー製=割高、と言われても仕方ない状況かと思いますね。

 

ネット通販だから割安とは限らない

パソコン販売界では、リーズナブルな商品から、明らかに割高な商品まで、渾然一体となっていると言っていいでしょう。

街の家電量販店だけではなく、アマゾンやなんかのネット通販でも状況は似たようなものです。

同じCore i5でも、かなり古い世代だったり、小さく「整備済み中古品」とか書いてあったりして、どれが妥当な価格の買うべき商品で、どれがその道に詳しい人は絶対買わないボッタクリ品か、区別がかなり難しい。

一体なぜこんなことになっているのでしょうか?f:id:tucano_laranja:20230806000925j:image

 

割高パソコンが存在する理由を分析してみた

ブログ主の勤務先では、問題があった場合に、よく「なぜなぜ分析」が行われます。

なぜ、なぜ、を繰り返すことで、真の発生要因や根本原因をみつけるためです。

その手法を使って、パソコン販売界では、なぜリーズナブルな商品を選ぶのが難しいのか分析してみました。

(なんかちょっと仕事してるみたいな気分になってきました)

 

【理由分析】パソコン販売界では、なぜリーズナブルな商品を選ぶのが難しいのか?

■なぜ1 妥当な価格の商品と不当に高額な商品が混在してるから

■なぜ2 性能の割に高値な商品でもそれなりに売れるから

■なぜ3 なぜ割高でも売れるかというと、性能・機能を正しく理解してない人が結構いるから

■なぜ4 なぜ正しく理解できないかというと、IntelAMDもスペックやCPU型番を見ただけでは性能がわかりにくいから

■なぜ5 なぜ型番だけで性能がわからないかというと、数値の大小がそのまま性能を表していないから

■なぜ6 なぜ数値の大小が性能を表していないかというと、メーカーが型番をそう設定してないから

■なぜメーカーかそう設定してないかというと、

知りません‥ なにか都合があるんでしょう‥

 

ということで、分析した結果、根本理由は不明のままですが、とにかくパソコンとは、スペックをみただけでは、その性能・機能がわかりにくい製品である、ということだけ分かりました。f:id:tucano_laranja:20230806000958j:image

 

いいビジネスを考えた!

そして、こんなに選ぶのが難しい商品であれば、用途にあった適切なスペックで良心的価格のパソコンを選んであげる、というビジネスが成立しそうだと思いつきました。

全く何もわからずに、いつも家電量販店やテレビショッピングで買ってる情報収集が得意でない人達(あえて情弱とは呼びません。将来のお客様ですから)を相手に、一万円で適切なパソコンを選んであげる、というビジネスですね。

でもこの商売、最初は正直に割安パソコンを選んで報酬をもらっていたとしても、そのうち格安低性能中古パソコンを高く売りつける方が、もっとずっと儲かることに気づいて、そっち系の商売に移行していくような気もしますね。なにせ、相手は何も知らなくて、こっちの言いなりなわけですから。

 

ということで、情弱ビジネスに騙されないためには、やっぱり自分で調べる力を身につけるしかない、という当たり前の結論となった今日のお話でしたー

みんな、調べる力を身に着けて、お金を騙し盗られないように生きていこう!

では、また!

 

ガジェットマガジンやってるトーマスさんのパソコンの選び方。参考になります↓