ゆるーくFIREを目指すブログ

のんびりとFIRE(経済的自立による早期退職)を目指す会社員が、日々感じたことなどを綴ります。FIREに向けた活動、株式投資、クルマ、お出かけ、美味しいもの、お得なこと、などに興味あり。リンクや引用はご自由にどうぞ。

プラグインハイブリッド車って、だいぶズルくないですか?

不肖ブログ主、欲しいクルマができました。えー、それだけで最近楽しいです、グレードとかボディカラーとか装備とかオプション選びとか、おまけに社外パーツなんかも調べ始めて、考えるだけで楽しい。タダでこんな楽しいコトなんて、他になかなかないと思います。

さて、何のクルマが欲しいかはまた今度書くとして、今日は「PHVはズルい」と思う話です。PHVとはプラグインハイブリッド車、つまり外部からの充電もできて、ガソリンでも走れるハイブリッド車のことですね。

何がズルいか。まずは外部からの充電分は、ガソリン税相当を払ってないこと。道路作ったり維持管理するお金の多くは、ガソリン税を財源としています。たくさんの道路を使う(距離を走る)人は、たくさんガソリンを使うから、そこから税金を取ろうという、わかりやすい仕組みです。でも、外部から充電して走ってるクルマは、ガソリン税を払わずに道路を使ってるんですよ。これってズルくないですか?

次に、補助金の存在です。PHV車を買うと、結構な額の補助金が支給されるのです。PHVって、巨大な容量のバッテリーを搭載してるので、ただのハイブリッドよりもかなり高額なのですが、その差額の一部は補助金で戻ってくる、というわけです。

さらに、このPHV車のバッテリーを利用して、自宅の太陽光発電分をクルマのバッテリーに蓄電して、夜の家の電気に当てる(V2Hと呼ぶそうです。vehicle to homeの略)設備も出てきていて、これにも補助金が出る。いわば補助金の3重取り。ペイペイのポイント2重取りどころではありません。

さて、ここまでの話は、すべて電気自動車にも当てはまります。でも、電気自動車ってちょっと不便な感じですよね。なにせ遠くの外出先に充電設備がないと、もう帰って来れなくなってしまいます。充電に時間もかかるので、順番待ちなんかもあるでしょう。先に充電してるクルマがPHVだったりしたら、「PHVなら、ガソリン買って走れよ。こっちは電気じゃないと走れないんだよ」とか考えてイライラが増すかもしれません。暖房入れると走行できる距離が短くなるので、遠出するときは暖房禁止です。同乗者みんな毛布必須です。ブログ主ならきっとそうします。

 

そんな不便と引き換えなんだったら、ガソリン税払ってなかったり、補助金もらってても、まあいいかと思うわけですが、PHVは違います。完全に普通のクルマとして使えて、燃費も良くて、車内で家電もガンガン使えて、非常時には住めるくらいの便利さなのです。それなのに補助金、という違和感なのです。

でもここでは、この仕組みはズルいから止めろ!と主張したいわけではありません。いちブロガーが主張したところで、焼け石に水というか、影響力ないし、そもそもそんな「世の中変えよう」みたいな情熱もありませんので。

 

そこで本日の提案ですが、そんないいんだったらそれ買って、補助金貰えばいいじゃない? です。もちろん、世の中の賢者たちはそんなことにはとっくに気づいていて、RAV4 PHVなんか、注文殺到しすぎて一時受付停止してましたから。いやー、いいですよね、RAV4 PHV。車内広いし、ワイルド感あってカッコいいし、雪でも安心の4WDだし、おまけに燃費もめちゃいい。さらに補助金たくさんもらって、中古の下取りも高そう。

でもRAV4 PHVちょっと高いんだよなぁ、今のクルマまだ最初の車検も来てないし、十分気に入ってるし、そんなタイミングでクルマ買い替えとか、本気でFIRE目指してんのか、ってバフェット様に怒られてしまいそう。ということで、今のクルマにはしばらく乗り続けますが、次はPHVもいいかもなぁ、と考えてます。でもあんまり時間経つと、補助金もなくなるし、ガソリン税の仕組みも変わって、電気自動車もなにかの走行税を払うようになりますよね、きっと。それまでの間、PHVでお得な自動車ライフを楽しめるのか、などなど考えてるだけのブログ主なのでした。

 

冒頭で書いた欲しいクルマは、RAV4ではないのですが、それについては、またこんど書きたいと思います。

 

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トヨタ RAV4 PHV | トヨタ自動車WEBサイト