ゆるーくFIREを目指すブログ

のんびりとFIRE(経済的自立による早期退職)を目指す会社員が、日々感じたことなどを綴ります。FIREに向けた活動、株式投資、クルマ、お出かけ、美味しいもの、お得なこと、などに興味あり。リンクや引用はご自由にどうぞ。

新NISAの成長投資枠では生涯を賭けた選択をしなければならないという話

こんばんは、FIRE目指してゆるーく資産運用中のブログ主です。

今日は、新NISAの話題です。

2024年からの新NISAの案が具体的になってきました。


NISAの運用一体化、生涯投資上限額は1800万円に…「つみたて」枠は年120万円に拡大 : 読売新聞オンライン

生涯上限1800万円で、全部をつみたてに使ってもいいし、1200万円までは一般の株式を成長投資枠で使ってもいい。年間の上限は、つみたて分が120万円で、成長投資枠が240万円。非課税の期限なし。

うん、いいんじゃないでしょうか。

年間の最大枠も、合計360万円とまずまずの額だし、生涯1800万円もまずまず。なにより非課税の期限なしが素晴らしい。ネット掲示板では、生涯枠が少ないだとか年間枠が足りないとか、いろいろ不満が出てきてますが、理想を言ったらきりがない。ブログ主は、この案のままでもポイントは抑えられてるし、今の制度よりずっと非課税範囲が広がるし、十分いいと思います。

さて、この案がそのまま制度化したとして、どんな使い方がいいのか、考えてみました。

まず、30代以下で貯金はそれほどない場合。なんとか支出を減らすか収入を増やすかして、余剰資金を確保しましょう。そしてその資金を、新NISAのつみたて枠に投入すればいいでしょう。年額は少なくても、長期間の非課税運用が見込めますので、将来のために少しずつでもつみたて始めるのが良いと思います。

逆に50代以上の場合は、それほど長期の運用期間は期待できないかもしれないとして、ある程度の貯蓄があるならそれを成長投資枠にも振り向けて、早めにNISA生涯枠を使って行くのが良さそうに思います。株価は長期的には右上がりを期待できますから、余剰資金はさっさとNISA枠を使って高配当株でも買っておくのが良い、という感じでしょうか。

そして、どちらの場合も、いちどNISA枠で買ったら簡単には売らないのが基本になります。売ってしまうということは、その後何十年間も非課税で配当をもらえる権利を捨てることになりますからね。ということは、通常の株式購入時よりも、銘柄選定の重要性が増すことになりますね。失敗したからと言ってすぐに売ってしまうのは、せっかくの生涯NISA枠がもったいない。

とここまで書いて気づきました。この新NISAの成長投資枠って、バフェット信者度を試されているのではないかと。投資の神様と呼ばれ世界中の尊敬を集めるバフェット様は言いました「明日から10年間マーケットが開かれなくてもいい(=買った株を売れなくてもいい)と思える株を買いなさい」「株を買うなら、その会社そのものを買うつもりで買いなさい」

そうです、一度買ったら生涯二度と復活しないNISA成長投資枠で個別株を買うということは、人生の中の決められた一定の枠をその株に捧げる、つまり人生を賭けてその株を買う、と言うことに他なりません。失敗したからやり直しー、というわけにはいかないのです。生涯をその株とともに生きる、そんな意気込みが必要ってことですね。

いやー、そう考えると、銘柄選定にも気合が入ると言うものですよね。1年以上先の話なのに、もう既にちょっと緊張してきました‥

ということで、新NISA制度を利用して、効率よく資産形成しよう!そのために全身全霊をかけた銘柄選定をして、非課税で配当をもらい続けよう!という話でしたー

では、いつものヤツいっておきます

目指せFIRE!

では、また