こんにちは、ミステリー好きのブログ主です。今日はFIRE(退職)後の趣味として、ミステリー小説を取り上げてみたいと思います。
FIRE達成難易度とその後の趣味はかなり関係がありそうです。なぜなら、リタイヤ後にどの程度お金のかかる趣味を持ってるのかで、FIRE達成目標額が変わってくるはずですから。そこで、コスパの良い趣味のひとつとして、推理小説を取り上げてみる、というわけです。
最初にブログ主が読んだミステリーはアガサ・クリスティだったと思います。「オリエント急行殺人事件」「アクロイド殺人事件」「そして誰もいなくなった」などを読んで、とっても印象に残ってます。どれも世界的な名作だし、面白くて当然ですよね。そして、トリックや犯人を知らないうちに読めたのも幸運でした。有名作品では、なにかの拍子にトリックを知ってしまうことがよくありますからね。また、ブログ主はいちど読んだ本の内容を完全に忘れられるという特技を持ってます。あの有名なアクロイドでさえ、後に三谷幸喜のドラマ版を観たときに、最初に本を読んだときと同じように、その犯人とトリックに驚いて感心したものでした。いやー、ひとつの作品で2度楽しめるなんて、我ながらトクしてると思います。
さて、今日紹介するのは、「すべてがFになる」を始めとする森博嗣のS&Mシリーズ全10作。主人公の大学生と准教授などの知的キャラクタ同士の会話と物理的に筋の通ったトリックを楽しめるミステリー小説シリーズ。このあとに続くVシリーズ10作品も含めた全20作品は、大学で研究者をされていたという森博嗣さんの真骨頂かと思います。森先生はなにかの記事の中で、「天才という言葉は、誰々は天才だ、ではなくて、誰々が○○をやったときは天才だった、という使い方が適切だ」というようなことを言われてました。これに当てはめると、S&MとVシリーズを執筆したときの森博嗣は天才だったといえるでしょう。シリーズ後半の「夏のレプリカ」と「今はもうない」なんかはブログ主がかなり好きな作品です。
このシリーズですが、作者や登場人物がみな理系で、大学の研究室が舞台だったりするので、理系の人のほうがより親しみやすいかもしれません。ブログ主も理系でしたが、学生当時の自分を思い出して、登場人物に重ねながら読み進めるのは、かなり楽しい時間でした。森先生は、他にも多数のミステリィや独特の世界観の物語やエッセイなども執筆されているので、このシリーズをキッカケに森ワールドに浸れたらそれも楽しいと思います。
ちなみにブログ主の提案ですが、この本を読む最安のやり方としてブックオフの100円コーナーを探す方法があります。相当に売れたシリーズなので、結構100円コーナーに揃ってると思います。
そんなわけで、これからも面白い推理小説を探して、楽しんでいこうかと思います。
では、また!
FIRE後の趣味としてのミステリー小説
(ブログ主独自基準5点満点)
・お金をかけずに楽しめる ★★★★☆
・知的でいい趣味ですねと言われる ★★☆☆☆
・寒い日や雨の日にも楽しめる ★★★★★
・認知症予防になるかもしれない ★★★★☆
森博嗣のミステリィ工作室↓著者が影響を受けたミステリィ100選が秀逸。いくつか読んでみましたが、どれも面白かった。